現在NHKで放送されている朝の連続テレビ小説「エール」は観ていますか?
窪田正孝さん演じる小山祐一や二階堂ふみさん演じる音や各キャストとの軽妙なやり取りが話題のドラマですが、序盤のハートフルで穏やかな内容から戦時中の話に移行して、徐々に暗く重い雰囲気になってきました。
引用元:GReeeeN
新型コロナ影響で中だるみが出てしまった不遇のドラマで、放送中断までは比較的高めの視聴率で安定していたエールですが、果たして現在まで一番盛り上がった回はいつでしょうか。
今回はNHK朝の連続テレビ小説「エール」の視聴率が高かった3回を紹介していきます。
1.視聴率が一番高かったのは37回「紺碧の空」
エールは窪田正孝さんが主演、二階堂ふみさんヒロインを演じている連続テレビ小説です。
主演を務めている窪田正孝さんは2015年にドラマ「デスノート」で第86回ザテレビジョンドラマアカデミーで主演男優賞を受賞した他様々な賞の受賞歴がある実力派で2006年以降さまざな映画に出演をしています。
近年では実写映画「銀魂2」や東京喰種にも出演、更には劇場版モンスターストライクで主役であるカナタの声優を担当する等二次元作品とのかかわりもあり、「ゲゲゲの女房」や「花子とアン」等NHKのドラマに出演をしており、エールでは珍しい男性の主演という形で抜擢となっています。
また、ヒロインを務める二階堂ふみさんは2019年に「飛んで埼玉」でGacktさんとW主演したり悪の教典の様なサスペンス物等幅広い作品に出演し、大河ドラマ「西郷どん」や「軍師官兵衛」、「平清盛」に出演する等、実は窪田正孝さん同様NHKとはかなり縁がある女優さんです。
そんなNHKと縁がある窪田正孝さんと二階堂ふみさんが主役とヒロインを務めているエールですが、これまで一番高かった回ベスト3は次の様になっています。
1位:37回「紺碧の空」22.1%
2位:38回「紺碧の空」,41回「東京恋物語」,51回「家族の歌」22.0
なんと2位が22.0%で計3回がベスト3に入っています。
ランクとしては4位までという形になってしまっていますが、五人揃って四天王というネタもあるのでこの際4話あっても良しとしましょう。
この4話は果たしてどの様な内容だったのでしょうか。
掘り下げて行きましょう!
2.視聴率22.1%「紺碧の空」はどんな内容?
第37回「紺碧の空」は早稲田大学の応援歌の作曲に悩む祐一の姿を描いています。
慶應の応援歌が「若き血」になってから早稲田は連戦連敗でなんとか打倒する為の曲を作ってほしいという要望を受け入れたものの、ありきたいではない曲を作る事に四苦八苦してしまいます。
歌詞の変更を申し入れると、応援団長の三浦貴大さん演じる田中は「なかです。この覇者・覇者というところは慶應ば圧倒する気持ちが出とって譲れんとです!」と譲歩しません。
独学で音楽を作ってきた祐一に野間口徹さん演じる梶取保は「自分の音楽を作ろうとしているからではないか?」とし「コーヒーを入れるときはお客さんの顔を想像するよ」と意見します。
この意見にいらだちを募らせた祐一は二階堂ふみさん演じる音に「何で自分の曲を作ってはいけないのか?」と当たってしまいます。
祐一は「反逆の歌」という西洋音楽を書き上げて故・志村けんさん演じる小山田に持って行くが・・・
という内容です。
祐一が感情を露わにして怒鳴るのは珍しいですね。劇中でも独学で音楽を身に付けた祐一にとってははまりやすいケースとしていますが、早稲田では紺碧の空が歌われているのでここからどうやって祐一が自分の殻を破るのか?
といった点に注目する引きですね。
というか最後にちょろっと出ただけの志村けんさんの迫力すごいですね。これは絶対怒られるパターンですよ。
追い詰められる祐一の姿に心が傷んだ人も多かったのではないでしょうか。
3. 38回「紺碧の空」,41回「東京恋物語」,51回「家族の歌」22.0%の内容は?
38話は案の定小山田に素っ気ない対応された祐一が自信を無くして泣き叫ぶシーンが印象的でしたね。
そこから自棄になって投げやりになる祐一が可愛そうでしたがまた終わり際の引きのタイミングに悪意がありすぎますが、それ以上にこれまでにないくらい祐一が追い詰められている姿が印象的な回でした。
41話はなんとか紺碧の空を作り終えた祐一が中村蒼さん演じる村野鉄男や山崎育三郎さん演じる佐藤久志に会い、自分が作った曲を久志が歌うから鉄男にいつか作詞をしてくれと頼みます。
久しぶりの友人との再会に落ち着いた祐一の姿に安心出来る落ち着いた話でした。
なんせ前週の紺碧の空で見せた祐一の姿痛々しくて辛かったですからね。
一方、音は音楽学校で柴咲コウさん演じる双浦環を見かけて声をかける。という内容です。
51話の家族の歌では親ばかな祐一の姿と、母校の校歌の作曲、校歌披露会の招待とそれに伴って故郷から飛び出してきた祐一が家族に対して後ろめたさから帰郷を渋る姿が描かれています。
最終的に母親からの手紙を見て、考えた末に帰郷を決意した祐一といった具合にたった15分の放送にも関わらずとても内容が濃く、色々な祐一の姿を見る事が出来ました。
高い視聴率を誇った回はほぼ祐一が悩み苦しむ姿が描かれたですが、視聴者はドSなのでしょうか。
余談ですが6月29日から新型コロナの影響で再放送となりますが、放送再開後は軒並み視聴率20%どころか19%を切る事が多くなりました。
やはり一度放送が中断されると取り戻すのは大変なのですね。
4.エールは現在重々しい内容へ
苦しい事はあっても何度も乗り越えてきた祐一と音、そして友人達の物語は太平洋戦争時代に巻き込まれてきています。
古関裕而さんの作曲家人生を基にした作品であるエールなので、次は戦時の名曲とされている「暁に祈る」を作曲するまでの話にシフトする事が予想されていますが、果たしてどの様な話になるのでしょうか。
太平洋戦争と言えば赤紙等戦時徴用の話は切っても切れないと思いますが、祐一と友人達は戦争にどう巻き込まれていくのでしょうか。
時代が時代なので多少重い話になる事は避けられないと思いますが、祐一や音、そして友人達にはハッピーエンドになってほしいですね。
今回は現在NHKで放送されている朝の連続テレビ小説「エール」の視聴率が高かった回について紹介していきました。
優しく、でも笑える内容が魅力的な作品から徐々に暗く重い話になってきているエールですが、今後のエールの内容も目が離せませんね。
コロナの影響で話数が減らされるのか未定となっていますが、出来るだけ話数を削らないまま祐一と音や友人達の話を描き切って欲しいですね。
知ってました?
なんと0円で、当サイトでご紹介した作品を視聴する方法があるんです!!
それはネット配信サイト・ネットレンタルの無料トライアルを利用することです。
無料トライアル期間中に解約してもお金はかかりません!!
対象の作品だけでいいという方は、作品を見てから無料トライアル期間中に解約をするようにしてください。
作品ごとにサイトが異なるため、当サイトで調べておきました!!
なお作品への直接リンクではない場合にはアクセス先のサイトで作品名で検索をすることでご利用いただけます。
コメント