渋谷駅青ガエル(ハチ公前広場の電車)の移転理由と時期|移設先の場所は秋田県大館市のどこ?

青ガエル(渋谷ハチ公口)のロゴイベント

青ガエルと聞けば、一般的には、動物をイメージする人が圧倒的に多いのではないでしょうか?

しかし、この記事で取り上げていく青ガエルとは、そっちのほうではありません。

渋谷駅のハチ公前広場にある電車のほうなのです。

さて、この青ガエルがこのたび、移転することになりました。

移転する理由は何で、移転する時期はいつなのでしょうか?

ちなみに、青ガエルの移設先の場所は、渋谷駅からは遠く離れた秋田県大館市だったといいますが、ここのどこだったのでしょうか?

それではさっそく、これらを11つ確認していきましょう。

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1.渋谷駅青ガエル(ハチ公前広場の電車)とは?

鉄道が好きでくわしいという方はともかく、そうではない方は、青ガエルと聞いても、なかなか電車をイメージすることはできないのではないでしょうか。

そこで、渋谷駅のハチ公前広場にある電車の青ガエルとは、どのような車両なのか、チェックしていきましょう。

青ガエルは、カラーが緑で、スタイルも丸みを帯びていて、外見が動物の青ガエルにそっくりなことから、そう呼ばれてきましたが、正式名称は、5000系。

後の東急電鉄である東京急行電鉄で運行していた車両で、運行期間は、1954年から1986年までと、実に30年以上にも及んでいました。

したがって、だいたい40歳以上の世代であれば、現役だったころから、けっこうなじみ深い存在だったといえるでしょうね。

さて、運行されなくなってからの青ガエルですが、すぐに消えてしまうということはありませんでした。

全国津々浦々の私鉄に引き取られることになって、引き続き、活躍していたのですね。

ちなみに、東京都内においては、渋谷区のものとなって、2006年から渋谷駅のハチ公前広場に設置されることに。

それ以降、青ガエルは、2020年にいたるまで、実に14年にわたって、渋谷駅のランドマークであり続けてきたというわけです。

2.渋谷駅青ガエル(ハチ公前広場の電車)の移転理由とは?

14年といえば、子供が生まれてから中学生になるくらいの期間ですから、そうとうなものだといえるでしょう。

この間、渋谷区民はもちろん、渋谷駅の利用者であれば、ハチ公前広場の電車の青ガエルに親しんできた人も少なくないかと思われます。

ところが、そんな青ガエルは、とても残念なことではありますが、ハチ公前広場から移転されることとなってしまいました。

いつも見守ってきたという人もですが、今後、機会があったら見たかったという人にとっても、とても残念なことではないかと思いますね。

それでは、せっかく地域に根差してきた青ガエルが、今さら、わざわざ移転されることになった理由は、いったい、なんだったのでしょうか。

それは、渋谷駅周辺の再開発事業による影響だったのです。

実際には、渋谷駅周辺の再開発事業が始まったのは、つい最近のことではありませんでした。

2000年の渋谷マークシティ開業を皮切りに、2001年にはセルリアンタワー開業、2012年には渋谷ヒカリエ開業、2017年には渋谷キャスト開業、2018年には渋谷ストリーム開業、2019年には渋谷スクランブルスクエア開業と、渋谷駅周辺はすっかりさまがわり。

渋谷駅そのものも、2015年から改良工事が始まるなど、着実に渋谷は変わってきていました。

これでは、今まで青ガエルが保存されてきた方が奇跡的だったといえるかもしれません。

3.渋谷駅青ガエル(ハチ公前広場の電車)の移転時期は?

それでは、渋谷駅のハチ公前広場の電車の青ガエルは、いつ移転されるのでしょうか。

実は、そう遠い先のことではなく、青ガエルは、20205月から、移転に向けた作業が開始されることになっていました。

この記事を執筆しているのは、20202月ですから、もう数ヶ月しかありません。

まだ青ガエルをハチ公前広場で見たことがない方は、見納めを急いでおいた方がいいでしょうね。

4.渋谷駅青ガエル(ハチ公前広場の電車)の移設先の場所は秋田県大館市のどこ?

渋谷駅のハチ公前広場から移転されることになった、電車の青ガエル。

その移転される場所も気になりますが、それは、かなり遠く離れた秋田県大館市だったのです。

秋田県大館市民にとってはともかく、渋谷区民にとっては、まことに寂しい限りですね。

それでは、秋田県大館市のどこだったのかというと、秋田犬の里というところでした。

秋田犬の里とは、秋田犬に関する展示などを行っている、観光施設。

ここの芝生広場の南側において、青ガエルは、あらたな歴史をスタートさせることとなります。

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青ガエルが、渋谷駅のハチ公前広場から消えてしまうことは、実に名残惜しい限りです。

また、よりによって東北まで行ってしまうのも、なかなか会いに行けなくて切ないものですね。

しかし、青ガエルが東急電鉄で走り、その後も長く渋谷を見守って来たことは、人々の記憶から消えることは、けっしてないでしょう。

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