壇蜜の旦那は漫画家の清野とおる氏。経歴、作品は?別居婚で大丈夫?

有名人

壇蜜の旦那さんは漫画家の清野(せいの)とおる氏

2019年11月22日(いい夫婦の日)に壇蜜さんが結婚を発表したのは大きなニュースになりましたね。 お相手は漫画家の清野とおる氏。ドラマ化もされた人気漫画「東京都北区赤羽」の作者でしたが、交際関係のウワサがまったくなかったので、文字通りの電撃発表となりました。

清野とおる氏の人物・経歴

  • 生年月日:1980年3月24日 現在の年齢は45歳
  • 出身地:東京都板橋区
  • 在住:東京都北区赤羽
  • 卒業高校:成立高等学校卒業
  • 大学:卒業(出身大学不明)

高校在学中から漫画やサブカルの投稿が好きだったようです。
1997年には自身の作品を投稿しはじめ、『週刊ヤングマガジン』や『週刊ヤングジャンプ』に読み切り作品が掲載されるようになり、大学在学中に本格的に漫画家として活動を開始しました。

生い立ち

幼少の頃から奇行と言われるような行動や、奇抜な発想をしていたようで、学生時代の思い出の多くを漫画ブログの形にして残しています。
ですが、その性格を作ったのは保育園、小学校や中学校の先生の教育だったと本人は語っています。一例としてブログから引用させていただきます。

「今から消火訓練を行います。全員中庭に集合しましょう」

園長のアナウンスが園内に流れると同時に、園児達は憂鬱になる。
いやだいやだと泣き出す園児も、決まって数名いた。

月に一度行われる消火訓練は、地獄そのものだった。

中庭に出ると、その中央に激しく燃え盛る缶が置かれている。

何を燃やしているのか知らないが、鼻を突く嫌な臭いが辺りに漂い、
数名の園児はゴホゴホとむせ返っていた。

だが、この時点でむせ返ってる様な低レベルな園児どもは、
この消火訓練を乗り切れない。
本当の地獄はこれからなのだから。

園児達が全員集合したのを見計らい、
鈴木副園長は缶に向かって勢いよく消火器を噴射する。
すると、たちまち白い煙がモクモクと立ち登り、園内は
あっという間に煙に占拠される。

消火訓練の行われる中庭は、四方が建物に囲まれており、
煙が充満しやすい状況になっていたのだ。

息も吸えないし、目も開けない。
煙だけでもキツイのに、この臭いが尋常じゃなかった。

缶で燃やされていた何かと、消火液の二つが混ざり合い、
想像を絶する異臭を発するのだ。
起こしちゃいけない化学反応を起こしているとしか思えない。
今でもあの臭いは鮮明に覚えているが、例えようのない臭いである。
なので例えない。


異臭と白煙に、園児達は大パニック。


地獄絵図と化したその様子を、園長は屋上で嬉しそうに見つめているのだった。

https://usurabaka.exblog.jp/8102574/ (清野とおる氏のブログ)
出典:https://usurabaka.exblog.jp/8136775/

・・・こんな保育園、嫌すぎます。
こんな思い出が数多くあるようです。他にも奇妙な数多くブログで語られており、それらが清野とおる氏の性格や作風を作ったのは間違いありません。

珍事件が向こうからやってくる運命の持ち主というか、むしろ面白がって変わったことに首を突っ込んでいくタイプの性格なのかもしれません。
そんな性格が、のちのヒット作を生み出すことになります。

清野とおる氏のデビュー当初の異色な作風からヒットまで

ヤングジャンプで連載された2作品はどちらも不条理なネタ、グロテスクでホラーな雰囲気の漂うギャグ漫画でしたがどちらも全くヒットしませんでした。

その後は、大学卒業と同時に集英社との専属契約が切れ、自分の作風を模索しながら先程の赤羽の変わった体験をブログに綴るようになり、これが大ヒットした、『東京都北区赤羽』の元ネタとなっています。

初連載作品『青春ヒヒヒ』

ハラハラドキドキ 1 (ヤングジャンプコミックス)
詳しいことは言わないが、とにかく土手で奇妙な婆さん“ハトババア”に呪われちゃったわけ。しかもそんな体で幼なじみの岡地面子chanに告白してるし…ナニ考えてんの!? ってことでヤンジャンらしからぬ異彩ギャグ、マジ単行本化!!

あらすじ

希望に胸を躍らせ新たな中学に転校して来たつとむは、クラスメイトに業務用食紅を飲まされそうになったり、放火されそうになったり、強姦魔扱いされたり、先生に斬りかかられたり、上段蹴りくらったり、偽善者扱いされたり…。楽しいヒヒヒ達に囲まれるつとむは人気者!?

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088762991/hihihihiyori-22

レビュー

 東京都北区赤羽の清野とおる先生の初連載作品。友人たちとのイカれた学園生活を描いた不条理ギャグ漫画。

友人のキャラが濃い。パンダの顔した○○○な珍子、口数の少ない割に喧嘩が強い満子、常に全裸でハゲで○○の鈴木、チンコの顔した小野寺、チビの山崎が、つとむに絡んでくる。他にもプリンの頭をした生徒や、
陰乱な校長先生と愛人と、犬や猫やビーバーの顔した生徒など、独特すぎる
キャラが面白い。

 次に世界観が独特。顔が描かれた建物や、変な店の名前や町の住人等、
この辺りは初期の浦安鉄筋家族の頃の背景を彷彿とさせて見ていて楽しい。
全体的にギャグの面白さに加え、薄気味悪さと狂気の蔓延する内容になっている。
不条理ギャグが苦手な人にはおススメ出来ないが、好きな人にはたまらない
漫画。

アマゾンレビューより引用

と、レビュー内容からも分かる通り非常にナンセンスな作品です。
・・・一応、レビューは星5つになっているんですけどね。

2回目の連載作品『ハラハラドキドキ』

ハラハラドキドキ 1 (ヤングジャンプコミックス)
詳しいことは言わないが、とにかく土手で奇妙な婆さん“ハトババア”に呪われちゃったわけ。しかもそんな体で幼なじみの岡地面子chanに告白してるし…ナニ考えてんの!? ってことでヤンジャンらしからぬ異彩ギャグ、マジ単行本化!!

あらすじ

詳しいことは言わないが、とにかく土手で奇妙な婆さん“ハトババア”に呪われちゃったわけ。しかもそんな体で幼なじみの岡地面子chanに告白してるし…ナニ考えてんの!? ってことでヤンジャンらしからぬ異彩ギャグ、マジ単行本化!!

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408876515X/hihihihiyori-22

レビュー

絵とかはかなりセンスあります。ギャグの視線で見るとかなりのプロ。
キャラクターも個性的で、特に面子とか原のキャラが凄いメチャクチャで
面白い。叶『兄弟』も良いキャラで・・・。言葉とかのギャグのセンスは
ちょっと引いたりするけど、なぜかハマってしまう不思議な世界である。

アマゾンレビューより引用

と、ジャンプに連載された作品は独特すぎて好みの分かれる結果になったようです。

東京都北区赤羽のヒット

大学卒業と同時に連載が打ち切りになった清野氏は、実家からの就職しろオーラに居たたまれず、思い切って赤羽へ転居します。

そうはいっても、なかなか作風を認めてもらえる出版社はなく、もがき苦しんでいたようでした。もがき苦しみながら、持ち前の変わったことに首を突っ込んでいくスタイルは貫き通していたようです。

というのも、赤羽で出会った、面白いオジサンや居酒屋、ホームレスの女性などと出会い、余計に深入りし、それをエッセイ風漫画にして、ウェブ連載などに描き下ろし、サブカル方面での人気を徐々に獲得していきます。

それが後の大ヒット漫画「東京都北区赤羽」に繋がります。
赤羽の本屋ではワンピースよりも売れているらしいのですが、本当でしょうか?

壇蜜さんとの出会い

この漫画を原作にして、スランプに陥った山田孝之が赤羽でひと夏を過ごすというドキュメンタリードラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』が放映され、さらに知名度を獲得していきます。

そして、テレビ出演などが増え、2017年に”櫻井・有吉THE夜会”の収録で壇蜜さんと知り合うことになったそうです。

現在は週の半分を別居しつつ、夫婦ともに活躍中

現在は壇蜜さんは女優業やバラエティ番組に活躍中。清野とおる氏も精力的にイラストや漫画の執筆活動を続けていますが、清野氏は「週の半分は自宅、残りは事務所で別居」しているのだそう。

別居と聞くとハラハラしてしまいますが、壇蜜さんは清野氏の「集中したいときは一人がいい」という言葉に応え、毎日一緒にいると馴れ合いになってしまって、かえって新鮮でいいと考えているようです。
作業に集中したいときは籠もって仕事をするタイプなのかもしれません。

とても寛容な価値観を持った壇蜜さんだからこそ、清野氏との関係がうまくいってきたのでしょう。今後のお二人の活躍に目が離せません。

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