大河ドラマ「麒麟がくる」が現在放送中です。
コロナにより放送を休んでいた期間がありましたが、無事に再開できてよかったです。
今回は、大河ドラマ「麒麟がくる」の見所やポイントを視聴率などを含めながら解説していきます。
まだ、「気になっているけど見ていない」「今回の大河はあまり興味がなかった」という人も、
気になるポイントを紹介しますので、ぜひご覧ください。
1.「麒麟がくる」は合戦高速化はなし?
2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」は、明智光秀を主人公としたドラマで、当初はキャストの衣装の色が明るいことで話題になりました。
近年の大河ドラマにおいて、主人公がその場にいなかったり、合戦が高速化してしまったりと歴史好きな人にとっては物足りないことが増えたように思えます。
最近の例だと、2016年の「真田丸」で関ヶ原の戦いが高速化して、終わってしまったというのがありました。
確かに真田家は関ヶ原の戦いには参加していませんが、関ヶ原の戦いに影響を及ぼしているので、けっこう残念だったのを覚えています。
2017年の「おんな城主 直虎」でも桶狭間の戦いは、家臣の報告で終わってしまっていたこともありました。
合戦の高速化や省略は、脚本家の意向なのか、予算の関係なのかは分かりません。
話を「麒麟がくる」に戻しますが、ドラマ内であった長良川の戦い、桶狭間の戦いでも合戦高速化の懸念がありましたが、合戦シーンがあったのは評価したいと思います。
後は、ナレ死(登場人物の死がナレーションで終わってしまうこと)というものがありますが、個人的にはこれも止めて欲しいですね。
やっぱり戦国時代ものは、合戦シーンがないと物足りない感じがします。
2.主人公より脇役が目立っている
主人公は、長谷川博己さん演じる明智光秀ですが、イマイチ目立たないといいますか、影が薄いところがあります。
視聴者の間では、前半戦のMVPは本木雅弘さん演じる斎藤道三のようです。
本木雅弘さんのイメージと、狡猾な斎藤道三とのイメージにギャップがありましたが、見事にギャップを埋めて、新しいイメージを作ったように思えます。
また、織田信長、帰蝶夫妻と明智光秀の関りも気になるところです。
染谷将太さん演じる織田信長は、登場当初は「信長のイメージじゃない」と否定的なイメージが多かったです。
確かに、歴代に大河ドラマで織田信長を演じたのは、いわゆる大物俳優が多く、いわば織田信長は時代劇の花形の役です。
歴史好きな人にとっては物足りない感じがしますが、これからどういう信長になるのかは気になるところです。
川口春奈さん演じる帰蝶ですが、最近はドラマの世界にうまくマッチしてきているようにも見えます。
最初は代役で、時代劇初挑戦の川口春奈さんの演技に不安の声が多かった記憶があります。
ちなみにあるyoutubeチャンネル(歴史好きな人のチャンネルだと思われる)で、登場人物の人気ランキングでアンケートを取ったところ、男性部門1位は斎藤道三、女性部門1位は帰蝶という親子で1位という結果でした(前半が終わっての結果です)
明智光秀が何位だったか思い出せませんが、ベスト5には入っていたと思います。
投票者がどのような層の人かは分かりませんが、主人公よりもいわゆる脇役の人たちが目立っているのは間違いなさそうです。
現在は後半戦ですが、今後も個性の強い脇役が現れるかもしれませんね。
3.視聴率について
近年の大河ドラマの視聴率は、あまり良くはありません。
裏番組の視聴率が上がっているのか、テレビ離れが進んでいるのか、大河ドラマがつまらなくなったのか、様々な理由が上げられています。
「麒麟がくる」の視聴率ですが、第1話が19%と近年の大河ドラマでは良いスタートですすが、第4話では13%に落ちています。
その後は、15%や16%あたりを推移し、最新の26話の視聴率は13%でした。
今後の視聴率を予想してみると、おそらく爆上がり的な現象は起きず、視聴率も15%前後を推移するように思えます。
ちなみにここ過去数年の大河ドラマの視聴率も似たり寄ったりの傾向が続いおり、作品によっては、例年よりも視聴率が良かったり、悪かったりというのはあります。
あくまで個人的な感想ですが、もう大河ドラマもいわゆるネタが尽きてしまっている気がします。
幕末か戦国の2パターンになっていますが、昔の大河ドラマみたいに演技派の俳優を起用を増やして欲しいと思います。
今回は「麒麟がくる」の魅力や視聴率について書いてみましたが、大河ドラマも朝ドラのように視聴率が回復してくれないかなという想いもあります。
以前、朝ドラの視聴率も芳しくなく、打ち切りの話もありましたが、近年は視聴率が回復しており、ここ数年は好調のように思えます。
NHKが民放化しているという議論もありますが、NHKにしかできない番組が大河ドラマだったり、朝ドラだったりするので、原点回帰はけっこう大事なように思えます。
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