新型コロナウイルスの影響が続くなか、各種のリモートドラマが注目されています。
さて、そんなリモートドラマでも、とくに放送に期待の声が高まっているのが、『Living』でした。
全4話で、2話ずつ、2週にわたって放送される予定で、前半の1話、2話は、2020年5月30日、23:30~23:45まで、NHKで放送予定となっています。
企画自体が興味深いものの、キャストやあらすじも同様でしたので、1話から4話まで、キャスト、あらすじを見ていきましょう。
また、脚本はあの坂元裕二さんが担当しますので、その経歴と代表作品も確認していきたいと思います。
1.リモートドラマ『Living』1話から4話までのキャスト
リモートドラマ『Living』は、新型コロナウイルス対策でリモートにて制作された異色の作品です。
リモートドラマ自体が興味深いですが、それはキャスティングにおいても、おなじでした。
それぞれ、兄弟姉妹、夫婦といった家族関係にある俳優、女優たちがキャストになっていたのですね。
これはそうとう斬新な試みではないでしょうか。
さて、そんなリモートドラマ『Living』のキャストですが、全話共通なのが、作家役の阿部サダヲさん、ドングリ役の壇蜜さん。
続いては、各話ごとに異なる、家族ゲスト。
1話は、姉妹の広瀬アリスさんと広瀬すずさん。
2話は、兄弟の永山瑛太さんと永山絢斗さん。
3話は、夫婦の中尾明慶さんと仲里依紗さん。
4話は、夫婦の青木崇高さんと優香さん。
いずれも、だれでも知っているような有名な兄弟姉妹、夫婦ばかりですし、すばらしいキャスティングですね。
なお、家族ゲストの役名は不明です。
2.リモートドラマ『Living』1話から4話までのあらすじ
リモートドラマ『Living』は、キャスティングだけではなく、あらすじも凝ったものになっていました。
ある小説家が秘密を抱えた4組の家族の物語を描いていくという、作中作の構造になっていたのですね。
4作とも、1作あたりの放送時間が15分という短編ですので、それぞれの話がどのような展開になっていくのか、よけいに着目しておきたいところ。
広瀬アリスさんと広瀬すずさんの1話は、仲良しであるように映っていた姉妹に、実はそれぞれ裏の顔があったという内容でした。
永山瑛太さんと永山絢斗さんの2話は、近未来の日本が舞台で、過去に流行った料理を作って活躍している兄弟に、ある手紙が届くという、SF的な内容です。
中尾明慶さんと仲里依紗さんの3話は、愛妻家ながらも、嫁から嫌われことを恐れている旦那が、特殊能力を手に入れることになるという内容。
そして、青木崇高さんと優香さんの4話は、風邪のため、仕事を休んでいる旦那が、テレビ鑑賞していたところ、自粛されていたはずの野球がなぜか中継されていたという内容です。
4話などは、実際の世相を生かした設定ですので、とくにどんな話なのか、早く知りたいですね。
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3.リモートドラマ『Living』の作者の坂元裕二の経歴
そんなリモートドラマ『Living』の脚本を担当するのは、これまでに数々の人気ドラマを手掛けてきた、坂元裕二さん。
それでは、坂元裕二さんの経歴とは、どのようなものだったのか、おさらいしていきましょう。
坂元裕二さんは、1967年5月12日、大阪府の出身で、2020年5月現在の年齢は、53歳となっています。
奈良育英高校を卒業した坂元裕二さんは、フリーターを経て、1987年、フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞したことによって、脚本家デビュー。
当時、若干、19歳という若さで、テレビ局のアシスタントとして働きながら、創作活動も展開していきました。
そして、くわしくは後述しますが、坂元裕二さんは、日本を代表するトレンディードラマの書き手として、頭角を現していきます。
そんな坂元裕二さんは、一時、脚本家としての活動を休んだものの、その後、復帰。
以降は、かつてはラブストーリーで活躍したものの、社会派の作品も多く手がけ、ますます名声を高めていくことになりました。
2016年には、東京芸術大学大学院教授に就任し、教育においても活躍しています。
なお、プライベートでは、森口瑤子さんと結婚しました。
4.リモートドラマ『Living』の作者の坂元裕二の代表作品
さて、リモートドラマ『Living』でも注目の坂元裕二さんの過去の代表作品もご覧ください。
ドラマでは、『東京ラブストーリー』、『ラストクリスマス』、『トップキャスター』、『Mother』、『最高の離婚』、『Woman』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『カルテット』、『anone』など。
映画では、『世界の中心で、愛をさけぶ』、『ギミー・ヘブン』、『西遊記』などとなっていました。
業績もそうですが、これらがみんな同一人物による脚本だったということもおどろきです。
リモートドラマ『Living』の行方から目が離せそうにありませんね。
一方で、坂元裕二さんにも注目せざるを得ません。
過去の坂元裕二作品も、余裕があったら鑑賞しておきましょう。
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