2020年5月16日、21:00~、NHKにおいて、ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』がスタートしました。
NHKと台湾のPTSが共同で制作したドラマだといいますから、興味深いですよね。
しかも、これまでにたくさんの名作を輩出してきた吉田修一さんの小説が原作ということでも、注目されていました。
そこで、さっそく、ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』について見てまいりましょう。
キャストやあらすじがどうなっているのか、感想、そして主題歌や吉田修一さんの原作小説との違いについても調べてみました。
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1.ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』のキャスト、主題歌
ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』は、日本人と台湾人の交流を描いていくという、国際色豊かな内容となっています。
さて、ドラマといえば、やはりキャストは重要だといえますよね。
ましてや、ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』のようなスケールの大きな作品であれば、なおさらでしょう。
キャストは、どのような顔ぶれになっていたのでしょうか?
主人公の多田春香役を演じるのは波瑠さん。
ほか、安西誠役は井浦新さん、山尾一役は寺脇康文さん、葉山勝一郎役は高橋長英さん、葉山曜子役は岩本多代さん、池上繁之役は大東駿介さん、有吉咲役は草刈麻有さんとなっていました。
ベテランから若手までバラエティー豊かですね。
波瑠さんは、1991年6月17日、東京都の出身で、2020年5月現在の年齢は、28歳となっています。
2006年、ドラマ『対岸の彼女』で女優デビュー。
同年、映画『だからワタシを座らせて。通勤電車で座る技術!』で映画デビューもしました。
そして2015年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインを務め、ブレイク。
以後、映画では、『グラスホッパー』、『流れ星が消えないうちに』、『コーヒーが冷めないうちに』、『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』、『弥生、三月–君を愛した30年–』など。
ドラマでは、『ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』、『お母さん、娘をやめていいですか?』、『あなたのことはそれほど』、『未解決の女 警視庁文書捜査官』、『サバイバル・ウェディング』などに出演してきました。
そんなドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』は主題歌も気になりますが、こちらは、担当したアーティストは、Chendyさん。
曲は「つながる心」でした。
Chendyさんにも、「つながる心」にも、それぞれ、ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』やそのキャスト同様に、期待していきたいですね。
2.ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』のあらすじと感想
ときは20年近く前の1999年にさかのぼります。
大井物産社では、社員たちが興奮の渦に巻き込まれていました。
それもそのはず、新幹線が、台湾高速鉄道の車両システムの優先交渉権を手に入れることができたからです。
そんななか、社員の多田春香は、このプロジェクトのため、台湾へ出向することに。
実は、多田春香には、6年前、大学生だったころ、台湾に行った経験がありました。
その時、多田春香は、台湾人男性のエリックと知り合って、現地を紹介してもらったのです。
多田春香は、エリックに好意を抱くものの、それから音信不通になって、以後、彼のことを思い出さないようにしていたのでした。
が、このたび、運命のめぐりあわせで、仕事でふたたび思い出の地・台湾へと渡ることとなって…?
ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』は、ただのお仕事ものではなく、恋愛、青春の要素もあって、多様な視聴者から歓迎されることになるのではないでしょうか。
とくに、自分も台湾に思い出がある方にとっては、たまらない作品となることでしょう。
3.ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』の原作者は吉田修一
冒頭においても申しましたが、ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』の原作者は吉田修一さんです。
原作小説は、『路(ルウ)』。
吉田修一さんは、『最後の息子』で文學界新人賞を受賞してデビュー。
その後、『パレード』で山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で芥川賞、『悪人』で毎日出版文化賞、『横道世之介』で柴田錬三郎賞、『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しました。
ほかにも、『さよなら渓谷』、『太陽は動かない』、『怒り』、『犯罪小説集』など、映画化された作品は多数となっています。
4.ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』の原作小説との違い
それでは、ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』と、吉田修一さんの原作小説『路(ルウ)』とのあいだに違いはあったのでしょうか?
『路(ルウ)』でも、商社社員の多田春香が、台湾に出向となって、かつて1日をともにした台湾人男性との思い出に揺れていきます。
が、その一方で、ほかにも、日本人や台湾人の人間ドラマが描かれていくのでした。
はたして、ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』は、これとどのような違いをうち出すというのか、注目ですね。
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ドラマ『路(ルウ)台湾エクスプレス』は、波瑠さんや吉田修一さんのファンにとどまらず、楽しみになりそうです。
日本と台湾には複雑な政治的経緯もあっただけに、どのように、両方の地域の人たちが描かれていくのか、見逃せません。
毎週、最終回までしっかりと視聴しておきたいものですね。
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