舛添要一さんの辞職に伴い実施され、小池百合子さんが当選した2016年の東京都知事選挙から、早いもので4年が過ぎました。
そして今回も、再選をめざす小池百合子さんに、宇都宮健児さんなど、多くの著名人候補、あまり著名とは言いがたい候補が挑むという、いつも見られてきた構図の東京都知事選挙実施となりました。
さて、多くの候補が乱立する東京都知事選挙のなかでも、今回ピックアップしていくのは、七海ひろこさんです。
初めて名前を聞いたという方も少なくないでしょうが、七海ひろこさんは、ネットでは有名人だったとのこと。
それでは、七海ひろこさんとは、どういった人物だったのでしょうか。
さっそく、その経歴や学歴を見ていくことにしましょう。
また、七海ひろこさんの政見放送がかわいいことや、泡沫候補と言われる理由も見ていきたいと思います。
1.七海ひろこの経歴
それでは、七海ひろこさんの経歴を確認していきたいと思います。
七海ひろこさんは、東京都出身の35歳ですが、生年月日は明かされていません。
しかし、逆算すれば、1984年か1985年生まれということになりますね。
趣味は、ジョギング、読書、映画鑑賞。
尊敬する人物は坂本龍馬、光明皇后、松下幸之助さん。
そんな七海ひろこさんは、大学卒業後、NTTデータを経て、幸福の科学グループに就職しました。
感銘を受けた本は幸福の科学総裁の大川隆法さんの『幸福実現党宣言』だといいますから、幸福の科学の信者の可能性もありそうですね。
さて、幸福実現党に入党していた七海ひろこさんは、今回の東京都知事選挙がはじめての政治活動というわけではありませんでした。
これまでにも、2014年には衆議院議員選挙、2016年には参議院議員選挙、東京都知事選挙、2017年には衆議院議員選挙、2019年には参議院議員選挙と、出馬しまくっていたのですね。
今回の東京都知事選挙でトータル6回目ということで、善戦するのか否か、とても注目していきたいものです。
しかも、東京都知事選挙への出馬は、前回に続き、2回目ということですので、よけいにそうでしょう。
そんな七海ひろこさんは、2019年、参議院議員選挙における演説で話題になりました。
保守的な幸福実現党の候補者だっただけに、共産主義を批判する演説を行ったことによって、一躍、注目を集めることになったのです。
七海ひろこさんが共産主義批判の演説をしていたところ、元自衛官のYoutuberが動画をアップしたことによって、有名になったのでした。
また、七海ひろこさんといえば、ネットでは何かと有名な候補者でもあります。
その理由は、とある信じられないような選挙活動にあったようでした。
なんと、七海ひろこさんは、聴衆にハグしてくれるというのですね。
海外ならともかく、日本では前代未聞といえるでしょうから、こういった意味においても、七海ひろこさんから目が離せなくなっていくのではないでしょうか。
2.七海ひろこの学歴
このように、かなり独特の候補者だったといえそうな、七海ひろこさん。
それでは、そんな七海ひろこさんのこれまでの学歴はどうだったのでしょうか?
なんと、高校は慶應義塾女子高校、大学は慶應大学法学部だったのでした。
七海ひろこさん自身は、あまりにも個性的だっただけに、色物扱いされてしまいそうな感はあるものの、ここまで高学歴だったとは、そうとう意外なことではないでしょうか。
失礼ですが、これだけ立派な学歴の七海ひろこさんが選挙マニアのような扱いになっているのは、もったいない気がしてしまいました。
3.七海ひろこの東京都知事選2020政見放送がかわいい
ユニークな選挙活動を展開していた七海ひろこさんは、東京都知事選挙における政見放送がかわいいと話題になっていました。
拝見するとたしかにかわいいのですが、それ以前に、七海ひろこさんは、かわいいルックスの持ち主。
パッと見た感じでは、公職の候補者にはとても見えないという方が圧倒的なのではないでしょうか。
芸能人でも通用するようなルックスだけに、こうした意味においても、やはり、もったいない感は否めませんね。
4.七海ひろこが泡沫候補と言われる理由
七海ひろこさんは、東京都知事選挙では、泡沫候補と言われてもいます。
これまで、公職の選挙への出馬歴が6回ということで、やはり、選挙マニアといえなくもないことが原因のようですね。
もちろん、本人の意向ではなく、幸福実現党の意向での出馬だったのでしょうけどね。
幸福の科学の信者からの得票が期待できること、そしてルックスの件もありますし、もう少し出馬する選挙のハードルを落とせば当選できそうですので、なんとも惜しい限りです。
七海ひろこさんは、東京都知事選挙の候補者のなかでも、当選する可能性は低そうです。
しかし、下手な有力候補よりも、はるかに有権者から集める関心は高そうですよね。
今後、いずれかの選挙での当選はありうるのか否か、見守っていきたいと思います。
コメント