2020年、M1グランプリで見事優勝となったマヂカルラブリー 。
マヂカルラブリー は2017年、司会を務める上沼恵美子さんと揉めていたこともあり、より注目されていました。
さらに、決勝に至っては今年はかなり接戦となっていましたよね!
2020年のM1グランプリで、マヂカルラブリーはどのようなネタを披露したのでしょうか。
また、優勝したにも関わらず酷評されてしまっていますが、その内容と理由についても気になる人も多いのではないでしょうか。
一体、どんなことが理由で酷評されてしまったのか、調査しました!
他にもネットでの評判や、オールナイトニッポンの評価、M1アナザーストーリーについても多くの意見が上がっています。
この記事では、2020年にM1グランプリで優勝した、マヂカルラブリーのネタや酷評された理由、評価についてまとめています!
2020年M-1のネタ
マヂカルラブリーは2020年、3年ぶりに2度目の決勝へ進出。 ファーストラウンドでは、6番手で登場し649点を獲得し2位で通過となりました。
そして、最終決戦では審査員票にて3票を獲得し、第16代目王者となっています。
1本目に披露したネタは、『高級フレンチ』。
2本目に披露したネタは、『つり革』でした。
ちなみに、本来であれば1本目につり革のネタを披露する予定だったマヂカルラブリー。
その理由は、1本目から飛ばしてしまうとお客さんに驚かれるため。
しかし、野田クリスタルさんは1本目にやるネタをどちらにするか、出番直前ギリギリまで悩んでいました。
そこで、今大会でかなりうけていた、おいでやすこがのネタ中に、つり革にしようと決意。
その時、出番前に数十秒のCMが流れ、会場の空気がフラットに戻ったと判断した野田クリスタルさん。
最終的に、1本目に披露したネタは『高級フレンチ』に決めたものの、披露すると決めたのは、5番目だったおいでやすこがのネタが終わった後。
マヂカルラブリーの順番は6番目だったため、かなりギリギリの決断をしたことになります。
酷評された内容と理由
マヂカルラブリーのネタについては、かなり意見が別れています。
面白いと思う人がいる反面、面白くない、うるさいと言われることも・・
その主な理由がこちらです。
- 漫才ではない
- ツッコミがうるさい
- 動きで笑わせている
- 下品
M1グランプリは、名前の通り漫才の「M」が由来となっています。
漫才は、センターマイクの前で立ち、その話の掛け合いで、笑わせるというのが大前提。
しかし、マヂカルラブリーの場合は、ツッコミがマイクの前に立ち、ボケはひたすら動きで笑わせるというもの。
さらにこれまでの優勝者である、霜降り明星やミルクボーイが王道の漫才を披露していたこともあり、漫才ではないという批判が殺到していました。
実際に、ネットの意見でも
- あれは漫才じゃない
- 動きで笑わせるって小学生でもできそう
- レベルが低くて面白くなかった
- 審査員の基準がおかしかった
という意見も上がっていました。
2020年の評価
ネタについては、特にツッコミがうるさいとの意見もありました。
内容で勝負するのではなく、大きな声を出すことによって笑いが発生しているという意見も出ています。
さらに、1本目に披露した高級レストランのネタでは、シェフの心臓を持つという残虐な内容。
2本目のつり革のネタでも、自分の尿が顔にかかってしまうシーンまで・・
このような内容のため、下品と感じた人も居たようです。
審査員の評価
ここからは実際に審査員の評価について、ご紹介します。
上沼恵美子さん:「あんたらアホやろ?バカバカしいのが突き抜けると芸術や。良かったと思う」
中川家 礼二さん:「野田にしかでけへん」
富澤たけしさん:「最後もっと行ってくれたら」
松本人志さん:「瞬間最大風速が最初にあって。その後はね。でも良かった」
M1グランプリは視聴者の意見は入らないため、審査員の評価のみで審査されるもの。
つまり、審査員の評価がとても大きく左右される大会となっています。
こうして見ると、決勝ネタはかなり接戦だったことがわかりますね!
ネットの評判は?
審査員の評価について、ご紹介しましたが、ネットでの意見はどのような評価だったのでしょうか。
ここからは良い評価と悪い評価について、ご紹介します!
良い評価
敗者復活が人気投票うんぬんに関してはマヂカルラブリー
野田さんがどっかで言ってた「その日の出来じゃなくてこの1年の頑張りが評価される」って言葉が一番しっくりくる
マヂカルラブリー評価してほしかったM-1やな
特に、今回のM1グランプリより前からファンだった人から高評価だったように感じます。
悪い評価
マヂカルラブリー M-1のつり革ネタ もうすぐ低評価1万行きそうで草
面白さが分からなかったのはマヂカルラブリー
オール巨人とナイツ塙が 見取り図に入れたあたりこの2人は 生粋の漫才師
面白いけど漫才じゃないよなーw
やはり、ここでも漫才ではないという意見も見られました。
正統派漫才が好きな人にとっては、あまり納得のいく結果ではなかったようですね。
オールナイトニッポンの評価は?
マヂカルラブリーは、2021年1月4日(25:00~27:00)に生放送されるニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン』でパーソナリティを務めました。
M1グランプリが行われたのは、2020年12月下旬のため、M1についてもコメント。
披露したネタは「漫才じゃない」と言われていることについて、野田クリスタルさんは誉め言葉だと話していました。
「お前らマジ、こんなの漫才じゃねぇな」って言われると、とんでもない漫才やってる感が出てて、やっぱりちょっと褒め言葉として使われるから。
また、2017年にM1グランプリに出場した際、上沼恵美子さんと揉めた経験があるマヂカルラブリー。
M1決勝でマジカルラブリーが上沼さんにぶちギレられてたけど
もしかして野田さんの年きた? pic.twitter.com/oLLHCalCRj— べぇ🍞(closed) (@Bee_Pankw) March 8, 2020
というのも、2017年に出場した際、マヂカルラブリーについてコメントを求められた上沼恵美子さんは
「ごめん、聞かないで」
と下をうつむいていました。
さらに上沼恵美子さんは続けて、
「(審査員もM-1で)好感度を上げようと思ったら、審査員もいい点をつければいいと思うんですけど、でも、本気で挑んでるんで、みんな。本気で私も挑んでます」
と厳しい表情を浮かべる場面も。
これに対しマヂカルラブリーの野田さんが「本気でやってます」と伝えていました。
しかし、上沼恵美子さんは「本気でやってるっちゅうねん、こっちも!」と、声を荒げる事態に・・
さらに「一生懸命頑張ってる。頑張ってるのはわかるけど、好みではない。よう決勝残ったなと思って」と酷評。
このことがあり、2017年はかなり上沼恵美子さんのことで話題になったとのこと。
それに加え、2020年も漫才なのか漫才ではないのかという論争が広げられているため、「ずっとニュースになってくれている」と野田クリスタルさんは話していました。
アナザーストーリには感動したとの意見も!
上記のように、マヂカルラブリーは2017年の決勝で、審査員の上沼恵美子さんから酷評され、その結果最下位となってしまいました。
そのため、2017年の決勝直後には、村上さんは「何かを変えなきゃいけない。けどこれ以外のお笑いができない」と苦悩していたとのことです。
苦労した結果、2020年にグランプリを獲得。
野田クリスタルさんは、家族の反対を押し切って16歳で芸人の道へ。
「兄貴もおやじも公務員。あんまり僕がお笑いをやっていることを認めていなかった」
と、明かしていました。
そんな苦労があった野田クリスタルさん。
母親に優勝報告をすると、祝福され、大粒の涙を流していました。
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