今回は、子供5人による混声ボーカルグループ「フーリン」のメンバーとして知られている子役の新津ちせさんについて、ピックアップしていきたいと思います。
新津ちせさんとは、どういった経歴の持ち主だったのか、これからくわしく見ていきましょう。
また、新津ちせさんといえば、フーリンでの音楽活動のみならず、子役としても活躍中。
そこで、主演映画である『駅までの道をおしえて』についても、取り上げてまいります。
その、あらすじ、キャスト、原作作家はどうなっているのでしょう。
1.新津ちせ(フーリン)の経歴
新津ちせさんは、2010年5月23日、東京都の出身で、現在の年齢は、まだ14歳歳となっています。
父親は映画監督の新海誠さん、母親は女優の三坂知絵子さんという新津ちせさんは、わずか2歳から劇団ひまわりに入団して、子役としての活動を開始。
演技では、2014年に、ミュージカル『ミス・サイゴン』に出演したことによって、デビューとなりました。
その後、舞台では、『お気に召すまま』などに出演していくことに。
やがて新津ちせさんは、2015年には、『三面記事の女たち –愛の巣–』でドラマデビューし、2016年には、『ピンクとグレー』で映画デビュー。
それからも、ドラマでは、『傘をもたない蟻たちは』『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』、『海月姫』など。
映画では、『バースデーカード』、『3月のライオン』、『泥棒役者』、『生きる街』、『一人の息子』などに出演していきます。
2018年には、フーリンのメンバーとなって、音楽活動も開始した、新津ちせさん。
そんなフーリンは、2019年に大ブレイクし、「パプリカ」によって、『NHK紅白歌合戦』に出場したほか、日本レコード大賞も受賞するという快挙を達成しています。
一方、新津ちせさんは、2019年には、『おはスタ』の祝日おはキッズにもなっています。
とても9歳とは思えない活躍ですので、これからどれだけ成長していくのか、とても楽しみですね。
2.新津ちせ(フーリン)の主演映画『駅までの道をおしえて』のあらすじ
そんなフーリンの新津ちせさんの子役キャリアとして欠かせないものに、主演した映画『駅までの道をおしえて』が挙げられます。
こちらは、2019年10月18日に公開された、橋本直樹監督作品。
それでは、そんな映画『駅までの道をおしえて』のあらすじを見ていきましょう。
小学生のサヤカは、臨海学校に行っていたあいだに飼い犬のルーに死なれてしまい、ショックを受けました。
サヤカは学校生活がうまくいっていなかったときにルーを見つけ、両親を説得して買い、いっしょに暮してきたのでした。
さて、サヤカは、ジャズ喫茶を経営するフセコウタローという老人と、その飼い犬であるルースと出会うことに。
ルースがルーと名前が似ていたこと、そして、フセコウタローも、かつて息子を亡くしていたことから、サヤカとフセコウタローは、仲よくなっていきます。
このように、映画『駅までの道をおしえて』は、少女と老人のヒューマンドラマとなっていました。
3.新津ちせ(フーリン)の主演映画『駅までの道をおしえて』のキャスト
フーリンの新津ちせさんの主演映画『駅までの道をおしえて』のキャストは、どうなっていたのでしょうか?
主人公のサヤカ役を演じるのは、新津ちせさん。
10年後のサヤカ役は有村架純さん、フセコウタロー役は笈田ヨシさんです。
その他、サヤカの父役は滝藤賢一さん、サヤカの母役は坂井真紀さん、サヤカの祖父役は塩見三省さん、サヤカの祖母役は市毛良枝さん、サヤカの伯父役はマキタスポーツさん、サヤカの伯母役は羽田美智子さん、コウイチロー役は佐藤優太郎さん、看護師長役は余貴美子さん、動物病院院長役は柄本明さんが、それぞれ演じていました。
人気女優から名脇役まで多士済々ですね。
4.新津ちせ(フーリン)の主演映画『駅までの道をおしえて』の原作作家
最後に、フーリンの新津ちせさんの主演映画『駅までの道をおしえて』の原作者である作家についても、確認しておきましょう。
映画『駅までの道をおしえて』の原作者は、伊集院静さんでした。
伊集院静さんは、1950年2月9日、山口県の出身で、現在の年齢は75歳歳となっています。
電通社員を経て、『皐月』によって、作家としてデビュー。
作家としては、『機関車先生』がヒットしたほか、直木賞も受賞。
さらに伊達歩名義で作詞家活動も展開し、近藤真彦さんの『ギンギラギンにさりげなく』を手掛けたほか、日本レコード大賞も受賞しました。
プライベートでは、1人目の嫁と結婚、離婚したのち、女優の夏目雅子さんと結婚、死別しています。
フーリンの新津ちせさんについて見てきましたが、大人の女優よりもすごいキャリアですので、ビックリでした。
やっぱり、フーリンとしての活動が有名ですが、新津ちせさんに関心を持った方は、ぜひ、主演映画『駅までの道をおしえて』も観てください。
きっと、彼女に対する評価がさらに広がっていくことでしょう。
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