今回は、作家として活動してきた保坂和志さんについて、さまざまなことを取り上げていきたいと思います。
くわしくはこれからご紹介していくものの、多数のすぐれた作品を発表してきた、保坂和志さん。
その作家としてのプロフィールは、いったい、どのようなものだったのか、確認していきましょう。
さて、そんな保坂和志さんといえば、大の猫好きということでも、よく知られていました。
そこで、保坂和志さんの愛猫についても、見てまいりましょう。
さらに、おすすめしたい保坂和志さんの作品についてもピックアップしていきたいと思います。
[tagpost id=”641″ num=”20″]
1.保坂和志の経歴
保坂和志さんは、1956年10月15日、山梨県の出身で、2020年5月現在の年齢は、63歳となっています。
大学に在学していたころから小説の執筆を開始したという保坂和志さんは、大学を卒業した後、いったんは西武百貨店のコミュニティ・カレッジに就職することになります。
その後、編集プロダクションを設立して、経営に失敗してしまうなど、紆余曲折を経ながらではあったものの、1990年に、『プレーンソング』によって、作家デビューをはたしました。
そして1993年には、『草の上の朝食』が野間文芸新人賞を、1995年には、『この人の閾』が芥川賞を受賞したことによって、作家としての地位を確立することとなります。
そんな保坂和志さんは、1997年には、『季節の記憶』が谷崎潤一郎賞、平林たい子文学賞を、2013年には、『未明の闘争』が野間文芸賞を、2018年には、『こことよそ』が川端康成文学賞を、それぞれ受賞。
ほかにも、『猫に時間の流れる』、『生きる歓び』、『カンバセイション・ピース』などといった作品を発表しています。
2020年には、保坂和志さんは、デビューから30年を迎えることとなって、すっかり文壇に欠かせない作家の1人となったのでした。
そんな保坂和志さんの作風は、独特のものとなっています。
ふつう、小説といえば、ストーリー性が強いというイメージが大きいのではないでしょうか。
しかしながら、保坂和志さんの場合は、あえてストーリー性を持たせず、平凡な日常を展開させていくというものになっていたのでした。
こうした作風は、文壇においても、非常に高く評価されています。
そんな保坂和志さんの趣味は将棋で、『羽生~21世紀の将棋~』という、羽生善治さんの将棋を語った著書もあるほど。
また、保坂和志さんは、本人だけではなく、結婚した嫁も、おなじく文学関係者なのでした。
昭和女子大学人間文化学部英語コミュニケーション学科准教授の清水みちさんと結婚していたのですね。
保坂和志さんが、夫婦そろって、これからも文学の世界で活動していくのが楽しみで仕方ありません。
2.保坂和志の学歴
このように、作家として活躍を見せていた、保坂和志さん。
それでは、出身校は、いったい、どこだったのでしょうか。
保坂和志さんは、高校は栄光学園高校で、大学は早稲田大学政治経済学部卒業だったのでした。
栄光学園高校はともかく、早稲田大学は、作家なのに、文学部ではなく政治経済を専攻していたとは、予想外ですね。
栄光学園高校からは、養老孟司さん、近衛忠煇さん、天野之弥さん、宮家邦彦さんなど。
早稲田大学からは、石田純一さん、上田晋也さん、大橋巨泉さん、小田和正さん、小室哲哉さん、サンプラザ中野くんさん、タモリさん、デーモン閣下さん、羽鳥慎一さん、藤木直人さん、箕輪はるかさん、薮宏太さんなどが出ています。
3.保坂和志の歴代愛猫
さて、保坂和志さんは、大の猫好きとしても知られています。
しかも、単なる趣味にとどまらず、作品にも、猫が多く登場するくらいなのでした。
それでは、保坂和志さんの愛猫には、どういったものがいたのでしょう。
保坂和志さんは、これまでにもっとも多くて、10匹以上も猫を飼っていたといいます。
ペチャ、ジジ、チャーちゃん、花ちゃん、など。
しかし、2017年、花ちゃんが亡くなり、今では、野良猫のシロちゃんだけになったとのこと。
もっとも、シロちゃんは、飼い猫同様に保坂和志さんに溺愛され、Facebookにも日常的に登場していました。
実に牧歌的でいい光景ですね。
4.保坂和志のおすすめ著書
たくさん刊行されてきた保坂和志の作品ですが、なかでもおすすめなのは、『未明の闘争』。
2013年、講談社から刊行されました。
さまざまな人たちが集まって、おしゃべりをしていき、主人公の想いが時空を超えていくという、独特の内容です。
もちろん本作にも、ブンとピルルという猫たちが登場。
関心がある方は、手に取ってみてはいかがでしょうか。
[tagpost id=”641″ num=”20″]
保坂和志さんは、個性的な側面のある作家みたいですね。
他の作家とはだいぶ変わった感じの作風を持つことや、無類の猫好きであることなど、さまざまなユニークなポイントを持っていた、保坂和志さん。
そんな保坂和志さんに興味を持ったという方は、ぜひ、その世界に飛び込んでみましょう。
コメント