2019年もすっかり年末が近づいてきましたね。
さて、年末といえば、『NHK紅白歌合戦』もさることながら、『日本レコード大賞』も見逃せません。
これまで何かと物議をかもすこともありましたが、今年の各賞の栄冠には誰が輝くのでしょうか?
そこで、この記事では、2019年の『日本レコード大賞』の候補者、ノミネートされた楽曲、最終的に大賞に選ばれるのは、誰のどの楽曲なのか、調べてみました。
あわせて、『日本レコード大賞』の新人賞の種類、過去の『日本レコード大賞』の歴代受賞者もご紹介してまいりますので、ご覧ください。
追記:2019年レコード大賞はフーリン
2019年12月30日に放送されたレコード大賞2019。
作品賞受賞者の中から大賞が発表され、「パプリカ」のフーリンが大賞に選ばれました。
フーリンのメンバーは小中学生ということで、既に会場を後にしていたので発表後のパフォーマンスはVTRでした。
子どもたちが体をいっぱいに使いながら踊り歌う姿が大人の胸を打ちますよね。
保育園や小学校の運動会などで多く使われましたし、早くから紅白にも出場決定して注目度もNo.1だったと思います。
妥当な受賞だったでしょう。
1. レコード大賞2019の候補者は?
毎年、年末が近づいてくると気になるのが、『日本レコード大賞』でしょう。
『NHK紅白歌合戦』に対して、民放でもっとも注目される音楽番組ですからね。
毎年、その年を代表する音楽が決まるとあって、ふだんは音楽番組を観ない方であっても、観るというケースは少なくないでしょう。
さて、2019年の『日本レコード大賞』には、どのようなアーティストが候補者として出そろったのでしょうか?
こちらは、おなじみのものから、そうではないものまで、実に多岐にわたっていました。
『日本レコード大賞』の賞でもとくに重視される、大賞候補の優秀作品賞には、以下のアーティストが決まりました。
Little Glee Monster、三浦大知さん、欅坂46、AKB48、純烈、乃木坂46、氷川きよしさん、日向坂46、DA PUMP、Foorin。
とにかく、第一印象としては、今年も女性アイドルグループが圧倒的に多いということでしょうか。
欅坂46、AKB48、乃木坂46、日向坂46です。
みんな、秋元康さんがプロデュースする女性アイドルグループ。
優秀作品賞に、1人の音楽プロデューサーのアーティストが4組選ばれたのは史上初のことですので、これも強烈なインパクトを残しましたね。
ちなみに、これまでは1996年の、小室哲哉さんのプロデュースした安室奈美恵さん、華原朋美さん、globeの3組が最多となっていました。
はたしてどのアーティストが大賞を受賞するのか、楽しみです。
2. レコード大賞2019の曲一覧
続いては、2019年の『日本レコード大賞』においてノミネートされた楽曲のほうもチェックしていきましょう。
大賞にノミネートされた優秀作品賞に輝いたのは、Little Glee Monsterの「ECHO」、三浦大知さんの「片隅」、欅坂46の「黒い羊」、AKB48の「サステナブル」、純烈の「純烈のハッピーバースデー」、乃木坂46の「Sing Out!」、氷川きよしさんの「大丈夫」、日向坂46の「ドレミソラシド」、DA PUMPの「P.A.R.T.Y.~、ユニバース・フェスティバル~」、Foorinの「パプリカ」。
このうち、もっともインパクトが強いのは、Foorinの「パプリカ」でしょうか?
なにしろ、プロデューサーが米津玄師さんですからね。
もし彼らが大賞を受賞することになれば、『日本レコード大賞』史上最年少記録となるだけに、俄然、目が離せそうにありません。
3. レコード大賞の新人賞や歴代受賞者
『日本レコード大賞』の新人賞の種類、過去の『日本レコード大賞』の歴代大賞受賞者はどうなっていたのでしょうか。
新人賞の種類には、最優秀新人賞、新人賞があります。
まず新人賞が発表され、その後、本番で最優秀新人賞が決まることになります。
①新人賞受賞者(最優秀新人賞候補)
レコード大賞2019新人賞は以下の4組です。
この中から最優秀新人賞が選ばれます。
- 海蔵亮太
- 新浜レオン
- BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)
- 彩青(りゅうせい)
海蔵亮太
海蔵亮太(かいぞう りょうた)さんはカラオケの世界大会で連覇するなど、歌の実力としては世界一の呼び声が高いです。
2018年6月、認知症をテーマにした曲「愛のカタチ」でメジャーデビュー。
身長188センチと長身で、甘いマスクも魅力です。
大学時代にはアカペラサークルで活動をしていたとか。
卒業後は飲食店で接客の仕事をしていましたが、たまたま行ったカラオケボックスで、世界大会の存在を知り応募。
それで優勝してしまうんですから凄いですよね。
プロが集まる日本のレコ大新人賞を勝ち切ることができるでしょうか?
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新浜レオン
新浜レオンさんは新元号「令和」の初日となった2019年5月1日にデビューした演歌歌手です。
1996年5月11日生まれ、千葉県出身の24歳歳。
MVを見る限り、かなり安定していているし、線の太い声の持ち主ですね。
楽曲も演歌ですが華やかで、歌謡曲に近い感じです。
中高年の女性だけでなく、若い女性にも人気があるそうですから、活躍ぶりを見ると最優秀に選ばれてもまったく不思議ではありませんね。
2年連続で演歌歌手が最優秀をかっさらうんでしょうか?
BEYOOOOONDS
BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)はハロプロのアイドルグループです。
2018年12月に結成され、2019年8月7日に「眼鏡の男の子/ニッポンノDNA/Go Waist」でメジャーデビュー。
12人と大所帯グループですが、キャラが立っていて今後モー娘。をしのぐ人気となっていく可能性もあると言われています。
彩青
彩青さんは大御所演歌歌手である細川たかしさんの、新弟子演歌歌手です。
2002年8月29日生まれ、北海道岩見沢市出身の18歳歳。
なんと5歳から民謡を始め、7歳で番うじゃみせんを習っているそうです。
11歳であの大御所演歌歌手・細川たかしさんに指示し、尺八も始めたとか。
幼少期から芸の道を生き、さまざまな民謡の大会で優勝をかっさらっています。
MVを見ると、高音の伸びが凄くて、細川たかしさんを彷彿とさせますね。
ある意味、レコード大賞最優秀新人賞の最有力候補なんじゃないでしょうか?
②2018年の新人賞
昨年2018年の新人賞は以下の面々でした。
- STU48
- 辰巳ゆうと
- Chuning Candy
- BiSH
STU48
STU48はAKB48グループ唯一の瀬戸内という広域にまたがる地名を冠したグループで、船上劇場が話題です。
船の選定・建造に時間がかかり、一時は企画が立ち消えになるのではないかと心配されたこともありました。
しかし2019年4月11日、無事船「STU48号」が完成。
本拠地ができたことでメンバーの気持ちも落ち着いたと聞きます。
辰巳ゆうと
辰巳ゆうとさんは1998年1月9日生まれ、大阪府出身の23歳歳。
演歌歌手です。
中学1年生で出場したティーンズカラオケ大会(長良プロダクション主催)で優勝したことでプロを目指すことになり、長良プロダクションにアドバイスをうけながら実力を付けていったんだとか。
大学3年生の2018年1月に「下町純情」をリリース。
同じ事務所の氷川きよしさんが目標ということもあり、かなりのイケメンです。
Chuning Candy
Chuning Candyは、沖縄発の7人組ダンスボーカルグループです。
2018年3月21日にシングル「DANCE WITH ME」でメジャーデビュー。
アイドル性もあって、歌・ダンスともに実力もあるということで、今後大ブレイクの予感がしますね。
BiSH
BiSHは2019年大ブレイクした5人組アイドルグループです。
しかし単なるアイドルではありません。
「楽器を持たないパンクバンド」をキャッチコピーに、一風変わったキャラクターを全面に押し出して活動しています。
曲もややプログレッシブな感じですが、アイナ・ジ・エンドを中心とした歌唱力の高さにも定評があります。
詳しくは以下の記事で見れます。
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このように、2019年も目覚ましい活躍を見せてくれた彼らでしたが、2018年に最優秀新人賞を受賞したのは辰巳ゆうとさんでした。
2019年は誰が受賞するのか、ワクワクしますね!
③歴代レコード大賞受賞者
過去の『日本レコード大賞』の歴代大賞受賞者は、2000年以降では、以下のようになっていました。
2000年が、サザンオールスターズ。
2001年、2002年、2003年が、浜崎あゆみさん。
2004年が、Mr.Children。
2005年が、倖田來未さん。
2006年が、氷川きよしさん。
2007年が、コブクロ。
2008年、2009年、2010年が、EXILE。
2011年、2012年が、AKB48。
2013年が、EXILE。
2014年、2015年が、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE。
2016年が、西野カナさん。
2017年、2018年が、乃木坂46。
特定のアーティストに集中し、疑問の声が出たこともありますが、世相を考えれば妥当な気もしますから、このあたりは人それぞれということでしょうね。
4. レコード大賞2019はどうなる?
最終的に2019年の『日本レコード大賞』の大賞に選ばれるのは、いったい、誰のどの楽曲となるのでしょうね?
過去の傾向から行けば、浜崎あゆみさん、EXILEのように、乃木坂46の「Sing Out!」が選ばれて、3連覇もあり得るのかもしれません。
しかし、それではさすがに新味に欠けますし、存在感でいえば、Little Glee Monsterの「ECHO」、三浦大知さんの「片隅」あたりが妥当でしょうか?
一方、欅坂46の「黒い羊」、AKB48の「サステナブル」、日向坂46の「ドレミソラシド」など、乃木坂46以外の女性アイドルグループもあり得そうですし、史上最年少のFoorinの「パプリカ」も話題になりそうです。
結局、これだと予想するのは困難というほかありませんね。
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いつも、注目されつつも、疑義を呈する声も絶えない、『日本レコード大賞』。
しかし、何だかんだいって、結局、みんな視聴することになる、歴史ある音楽番組です。
今年も、いつもの顔ぶれから新鮮なものまで、アーティストもさまざまなようですが、いったい、誰が頂点に立つことになるというのか、見守っていきたいと思います。
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