5月13日、ジャニーズ事務所がデビュー組と言われるアーティスト総勢76名による期間限定新ユニットを発表。
世界中でさまざまな問題を巻き起こしている新型コロナウィルス感染拡大を食い止めるべく発足した社会貢献・支援活動プロジェクト「Johnny’s Smile Up ! Project」の一環で、
チャリティーソングを制作するとのこと。
しかも楽曲提供はなんとあの大物大人気アーティストというのですから注目せざるを得ません。
トニトニとは一体どんなグループになりそうなのか、そして楽曲提供の大物アーティストとは一体誰なのか見てみましょう。
[tagpost id=”95″ num=”10″]
1.トニトニとはどのようなグループになりそう?
2020年5月13日、日本ではだいぶ落ち着いてきたものの、新型コロナウィルスの感染拡大によって世界では1日に多くの人たちが亡くなっている状況のさ中、ジャニーズ事務所が大きなプロジェクトの発表を行いました。
それは所属アーティストデビュー組総勢76人によるチャリティーソングの制作です。
新型コロナの感染拡大によって大きな影響を受けたのはジャニーズ事務所も例外ではありません。
多くのライブツアーや舞台、イベントなどファンとの交流の機会を奪われてしまいました。そんな中社会貢献・支援活動プロジェクト「Johnny’s Smile Up ! Project」を発足。
使用するはずだったライブ会場をキャンセルせず、3日間無観客の大型ライブを展開。それをインターネットで無料配信することから始まり、所属タレントがネットを通じて感染拡大を呼びかけるだけでなく、医療機関へマスクや防護服を大量にするなども行ってきました。
嵐やV6などは、今まで行ったライブツアーのDVDをyouubeで無料公開し、多くのファンを喜ばせたのです。
そんなジャニーズ事務所の次なる一手が、トニトニ構想です。
トニトニ、正式には「Twenty★Twenty」となり、V6、KinkiKids、嵐、NEWS、山下智久、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey!Say!JUMP!、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、King&Prince、ジャニーズWEST、SixTONES、SnowManのデビュー組15グループ、総勢76名によって構成されています。
期間限定で活動し、チャリティーソングを発表。定期的に楽曲を発表し、チャリティー活動を充実させていくそうです。活動期間はまだ発表されていませんが、定期的な活動を目指しているとのこと。
2.楽曲提供の大物アーティストとは?
今回のトニトニプロジェクトに楽曲を提供するのは、なんとあのMr.Childrenの桜井和寿さん。作詞作曲を担当し、曲名は「Smile」 に決定しました。
桜井さんは以前よりチャリティー活動を熱心に行っており、小林武史さんとのBank Bandや、Act Against AIDS(AAA)活動の一環で行われた、桑田佳祐さんとの楽曲「奇跡の地球(ほし)」はあまりにも有名。
今回桜井さんは楽曲提供に際し、このようなメッセージを送っています。
『ジャニーズの皆さんがこの曲を歌ってくださることを前提としたからこそ、書けた歌詞があります。
だけど忘れないで
[君の笑顔に逢える]
それだけで生きていける僕がいる
ジャニーズの皆さんほど、このフレーズを歌うにふさわしい方はいないと感じます。』
このコメントにすべてが詰まっているような気がします。
3.以前からジャニーズはチャリティーに積極的だった
ジャニーズ事務所は実はチャリティー活動に非常に積極的な事務所です。日本で起こるさまざまな災害現場での炊き出しなどはニュースになっていますが、実はタレントたちがこっそりボランティア活動を行っていることもあります。
数か月前には、台風被害を受けた千葉県で、ジャニーズ事務所滝沢秀明副社長とV6三宅健さんがボランティア活動を行っているところを目撃されていましたね。
阪神淡路大震災の時は、関西出身者が在籍するTOKIO・V6・KinkiKidsで結成された「J-FRIENDS」で楽曲を発表し、東日本大震災の時には「Matching J」プロジェクトを立ち上げたことも思い出されます。
ジャニーズタレントで歌う手洗いソング「Wash your hands」は、馬飼野康二、松井五郎という超大物が作り、防護服の輸送にはJALが全面協力、そしてツアーグッズを請け負うはずだった企業に製作を依頼するなど、ライブ中止などによる企業への救済措置も行うなど、ジャニーズ事務所の規模の大きさには驚くばかり。
4.ジュニアファンが滝沢副社長を攻撃!?すでに荒れ模様のプロジェクト
このトニトニプロジェクトはすでの荒れ模様の展開を見せています。
トニトニは故ジャニー前社長が2013年、オリンピック決定の年に構想をぶち上げたプロジェクトでした。
ジュニアから計40人を選抜。2020年までの7年間の間にメンバーを入れ替えながら決定していくといったもの。
しかしその後このプロジェクトの進展は見られず、数年の間で、候補に上がったメンバーは他のグループからデビューしていくものもいました。
トニトニは2020という表記で、ジャニー前社長がオリンピックに向けたグループを作りたかったことが分かります。
しかし、コロナウィルスの影響で2020年のオリンピックは延期、それにより2020というグループはある意味消滅したに近かったのです
しかしどうしても故ジャニー社長が遺した名前を受け継ぎたかった滝沢副社長の強い想いがこのプロジェクトを動かしました。
ですが、ジュニアを応援しているファンたちは、ジュニアのためのプロジェクトなのに、どうしてデビュー組が受け継ぐことになったのか、そしてなぜデビュー組の中にTOKIOが含まれていないのかと滝沢副社長を一斉に叩き始めました。
昨今のジャニーズはジュリー社長いうトップがいるにも関わらず、元タレントであり現役時代華やかな経歴を残した副社長が矢面に立つことが多く、気の毒だと言っているファンが多くいます。
①2020年にオリンピックがなくなった時点でこのプロジェクトは頓挫しかかっていた
②チャリティーを行うなら無名ジュニアでは話にならず有名デビュー組を起用
③参加タレントは強制ではなく自由意志で参加
これらを鑑みると、TOKIOが出ないのはグループとして音楽活動を休止中であるため参加を見送ったとみるのが妥当。
また風間俊介や生田斗真などの俳優組が入っていないのですが、ジャニーズはCDを発売することがデビューのしるしという鉄の掟があり、それを守った形となりました。
とはいえ、生田風間両名とも滝沢副社長とはジャニーズジュニア黄金期を過ごした旧知の仲のため、しっかりと意思疎通はできていることでしょう。
また一方では、ジュニアのファンからは「このプロジェクトがデビュー組に渡って良かった」という声も聞こえてきます。
40名という大所帯のため、前に立てるのはジャニー前社長のお気に入り数名だけになることは当時から目に見えており、テレビ出演しても映ることすらままならないジュニアも多数出るのではないかと危惧されていたからです。
また40人を集めるため、今存在するジュニアグループを解体するのではないかとの不安もあり、胸をなで下ろしているジュニアファンも多くいます。
[tagpost id=”95″ num=”10″]
人気メンバー総出のチャリティーソングは大注目であり、ミスチルの桜井さんの作詞作曲のSmileがどのような曲なのかとても気になります。
ジュニアの人気底上げで注目されていた滝沢副社長ですが、その剛腕ぶりはなかなかのもの。今後のジャニーズグループに目が離せません。
コメント