いま、とても話題になっている『100日後に死ぬワニ』というコミックをご存知でしょうか?
間違いなく、2020年のコミックとしては、トップクラスの流行になるものとみられますね。
そこでさっそく、『100日後に死ぬワニ』とはいったい、どのような作品なのかを確認していきましょう。
実は映画化されることになっていますので、タイトルが衝撃的なだけに、その結末のほうも気になります。
はたして、ワニは本当に死ぬのか、もしそうだとしたら、どうやって死ぬというのでしょうか?
作者の経歴や、作品の意図が深すぎることについても、見てまいりましょう。
1.『100日後に死ぬワニ』とは
映画でも、ドラマでも、コミックでも、タイトルは重要かと思いますが、『100日後に死ぬワニ』とは、なんとも強烈なインパクトをもたらすものではないでしょうか?
あらすじをまったく知らなかったとしても、これでは、ついつい読んでみたくなってしまいますよね?
『100日後に死ぬワニ』は、きくちゆうきさん原作のコミック。
といっても、一般のコミック誌に掲載されているものではなく、ツイッターとインスタグラムで連載されてきたという、いかにも今どきな感じの、あたらしいスタイルの作品なのでした。
形式は4コマ漫画となっていて、文字通り、主人公はワニとなっています。
その内容は、シュールとも感動的ともいえる、まさに独特な感じのもの。
主人公のワニが、ふつうの毎日を送っていくという、一見、何の変哲もないようなストーリーになっています。
しかし、いつも最後に、ワニが死ぬまであと何日なのかと、命のタイムリミットが記載されていくという、なんとも衝撃的なものなのでした。
こうしたあまりにも特殊な設定だけに、2019年12月19日にスタートして以来、2020年3月20日の最終回まで、ネット上でとても熱く注目されてきたのですね。
そのラストがどうなったのかは次でご紹介していきますが、そんな『100日後に死ぬワニ』の公式ツイッターが、最終回発表の3月20日、実にうれしいニュースを知らせてくれました。
なんと、『100日後に死ぬワニ』が出版されるうえ、映画化されるというのですね。
出版はすでに前から明らかになっていたのですが、4月20日、小学館からの予定です。
これまでのエピソードを収録するだけではなく、あらたに、「0日目」、「100日後の後日譚」といったエピソードも追加されるとのこと。
これは、今まで存在を知らなかったという方も、ぜひ、一読しておきたいですよね。
それでは、とても気になる『100日後に死ぬワニ』の結末、すなわち、主人公であるワニが死んだのか、死んだならば、どう死んだのかに移っていきましょう。
2.『100日後に死ぬワニ』映画版の結末はどうやって死ぬのか
『100日後に死ぬワニ』の映画版がどうなるのかが早くも気になりますが、こちらはまだ実写版なのかアニメ版なのかも明かされていませんでした。
よって、あらすじも不明ではありますが、原作コミックを大はばに改変することは考えにくいでしょう。
4コマ漫画だけに、長編に引き延ばすための流れの練り直しはあるでしょうが、結末はいっしょに違いありません。
では、原作コミックで主人公のワニは、どうなるのでしょうか?
残念ながら、やはり死ぬことになっていましたが、どうやって死ぬのかを見ていきましょう。
原作コミックの最終回では、直接的なワニの死は描かれていませんでした。
しかし、状況的に、ワニは、車にひかれかけたヒヨコを助け、犠牲になったものと推察されます。
4コマ漫画としてはきわめて異例の、余韻を残す、考えさせられるラストですね。
3.『100日後に死ぬワニ』の作者の経歴
このような『100日後に死ぬワニ』の作者のきくちゆうきさんとは、どういった人物だったのでしょう。
1986年、東京都の出身で、2020年現在の年齢は、34歳。
これまでに、『どうぶつーズの漫画』、『SUPERどうぶつーズ』などといった作品を発表してきました。
2019年12月12日からツイッターで発表して来た『100日後に死ぬワニ』で注目を集め、一躍、有名になり、ブレイクしています。
本作ももちろんですが、今後のあらたな作品も楽しみですね。
4.『100日後に死ぬワニ』の作品の意図が深すぎる
きくちゆうきさんが、『100日後に死ぬワニ』で意図したことも知りたいところです。
そこで、こちらは何かあったのか、探ってみました。
最終回の日、きくちゆうきさんは、『スッキリ』に生出演をして、作品のラストについて言及していました。
そこできくちゆうきさんは、終わり方は重要じゃないとしたうえで、自分の今と死について、いろいろ考えてもらえれば、という趣旨のことを話していたのです。
一般的な4コマ漫画とは異なって、なんとも深いものを覚えずにはいられませんね。
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既存のコミックとは異なって、特別な感慨をもたらしてくれた、『100日後に死ぬワニ』。
稀に見る作品だけに、未見の方はチェックしておきましょう。
しばらくフィーバーは続きそうですが、出版、映画化も、しっかり見届けていきたいですね。
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